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2009年4月

企業リスクを国が吸収その先は・・

2009年4月8日更新

サイノーコムです、本日の解析結果を更新しました。
http://www.sciknow.com/
サイノーコムの携帯サイトもオープンしました。
http://m.sciknow.com/

世界的な不況となり、米国も基幹産業で
ある自動車への支援に始まり、銀行・保険
への公的支援を積極的に実施しています。

日本でもあれほど財政の健全化といっていた
のが嘘のように、積極財政へ転換しています。

年金資金は莫大な損失となりながらも、凄まじい
ペースで株式を組み込んでいます。

確かに、景気が回復すれば国債返済が出来るように
なるということが叫ばれていました。
しかし、戦後最長といわれた2007年までの好景気でも
実行されなかったことを考えると、どうなる
のでしょうか。

今多くの企業リスクを国家が吸収しています。
その結果国家リスクが急激に高まってきており、
低金利誘導していますが国債の利回りは上昇、
米国では国債価格は額面を割り込んできています。

公的資金の効果か株価の上昇で、PERも既に
100倍超えてきました。これでも数十年まえの
平均株価と比較できるレベルであり、N225が9000円
程度しかなくても割高といわれる恐ろしさです。

これは結局、企業が成熟から次の段階に移って
おり、企業収益率が低く昔のような右肩上がりの
利益を出せなくなっているということだと
考えます。

米国と日本の株価を比較した場合の違いは、
企業の成長力を保持した割合であり、ベンチャー
が出来、世界的企業への変身できるパワーが
米国にはあったこれが大きく、マイクロソフト・
ヤフー・グーグル・デル・etc
設立後あっという間に世界を席巻しています。
この成長力が米国の株価を常に高値更新させる
源であった訳です。

ところが現在自動車産業の保護など、保守的な
動きとなりました。先に示したように、
国債利回りの上昇とゼロ金利誘導も効かなくなり
つつある中、株価は買い上げられています。
これはブラック・マンデーへ向かっていた時と
酷似しており、今国家リスク、経済リスクは
急激に上昇してきています。

はたして「保護」によって経済の綻(ほころ)び
が修復され、強い経済成長とすることは可能で
しょうか。ここからが正念場となりそうです。

個別銘柄に、解析信頼度の★がつきました。
★★★から無星までの4段階となっています。

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